ド軍に朗報 フリーマン「かなり良くなった」…右足首捻挫から約1週間、経過良好

会見に出席したドジャースのフレディ・フリーマン【写真:小谷真弥】
会見に出席したドジャースのフレディ・フリーマン【写真:小谷真弥】

9月27日のパドレス戦で負傷

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は4日(日本時間5日)、パドレスとの地区シリーズ前日会見に臨み、負傷した右足首の状態について言及した。「治療をたくさん受けた。そしてトレーニングルームでも時間をたくさん費やした。体調的にはいいよ。腫れもかなりおさまっている。総合的に見て、かなり良くなったと感じたね」と笑顔を見せた。

 フリーマンは9月26日(同27日)、本拠地・パドレス戦の7回に二ゴロを放って一塁を駆け抜ける際に転倒。右足首を捻挫して、トレーナーらに支えられながらベンチへ下がった。その後のシャンパンファイトでも松葉杖をつきながら登場。27日(同28日)からの敵地・ロッキーズ3連戦には帯同せずに治療に専念していた。

 これまでにも長続きする怪我を抱えながらもプレーしてきたが「(普通なら)4~6週間の負傷者リスト(IL)に入れる怪我だと、彼ら(医療チーム)は語っていたんだ」と語り、かなりの重症だったという。それでも3日(同4日)に本拠地で行われた実戦形式の練習では打席に立ち、この日も状態を確かめるようにフィールドで走塁練習などに取り組み、回復をアピールしていた。

 7月下旬に三男・マックスくんが「ギラン・バレー症候群」を発症してチームを数日離れ、8月には守備中に打球が右手に当たり「バットも握れない」状態で欠場する事態もあった。出場147試合は、コロナ禍による短縮シーズンだった2020年を除くと、2018年以降は最少だった。

 それでも、34歳のスラッガーは打率.282、22本塁打、89打点、リーグ6位のOP.854を記録するなど、さすがの結果を残した。この日、会見を行ったデーブ・ロバーツ監督も「彼は今日練習の全てを行っていく。彼が打線に入ることを期待している」と大一番への復帰に願いを込めた。

(Full-Count編集部)

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