大谷翔平を「見逃すことは難しい」 異例の113枚…MLB幹部が期待する圧倒的な“影響力”
MLBの副コミッショナーのガーデン氏が大谷の“宣伝効果”に言及
ドジャース・大谷翔平投手がもたらす経済効果に米経済紙も注目している。MLBの副コミッショナーのノア・ガーデン氏も大谷の宣伝効果に乗ってのプロモーションに力を入れていることを言及した。
スポーツビジネスをカバーする米メディア「フロントオフィススポーツ」は「ショウヘイ・オオタニが初めてのポストシーズンを迎える中、MLBは彼に全力で取り組んでいる」と題した特集記事を掲載。「MLBのポストシーズンのプロモーションで彼を見逃すことはとても難しいだろう」と伝えている。
同メディアは今季の大谷の活躍ぶりを紹介。MLB JAPANが「50-50」を達成したことを祝し、54本塁打、59盗塁の全113枚のシーンを切り取った広告が東京都内(渋谷、原宿、新宿、下北沢、六本木の計13エリア)に特別掲載していることにも言及。この試みはプレーオフの宣伝や来年3月のドジャースとカブスのシーズン開幕戦を盛り上げる役割を担っていると説明している。
MLBの副コミッショナーのガーデン氏も同メディアに「オオタニがこの舞台(ポストシーズン)に立つことは、野球にとっても、ファンにとっても素晴らしいことです。彼は本当に歴史的なシーズンを送っています」とコメント。さらに「彼を大きな舞台で見ることができることは良いことであり重要なことです」と語った。
「私たちは、この機会を利用して、グローバルな観点からすべてのファンが野球に、確実に繋がるようにしたいと思っています。オオタニを前面に出してプロモーションすることが理にかなっている特定の地域では、私たちはまさにそうしているのです」と述べた。
すべてが規格外の“大谷効果”の大きさを報じていた。
(Full-Count編集部)