菅野智之、海外FA権でメジャー挑戦か 4年前は合意せずも「MLBへの道を開いた」

巨人・菅野智之【写真:矢口亨】
巨人・菅野智之【写真:矢口亨】

佐々木朗希にも言及…MLB挑戦なら「おそらく全球団が争奪戦に参加するだろう」

 巨人の菅野智之投手が今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー挑戦する意向だと米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。

 2017年から2年連続で沢村賞を受賞し、2020年にリーグMVPに輝いた右腕は、今季は15勝3敗、防御率1.67と復活。リーグ優勝に貢献した。パッサン記者は情報筋の話として「最も成功した日本人投手であるトモユキ・スガノがこの冬に海外FAとしてメジャーリーグにやってくる」「再起がMLBに到達する道を切り開いた」と伝えた。

 菅野は2020年オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指したが、契約合意しなかった。通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2.43。記事では大谷翔平、ダルビッシュ有、山本由伸、田中将大ら多くの日本人投手の名前を挙げ、「スガノと同世代の優秀な投手はほとんどMLBに行っている」と指摘した。

 今オフのFA市場はコービン・バーンズ(オリオールズ)、ブレイク・スネル(ジャイアンツ)、マックス・フリード(ブレーブス)、ジャック・フラハティ(ドジャース)ら多くの先発投手が豊富だ。記事ではロッテ・佐々木朗希にも言及。メジャー挑戦となれば、「おそらくMLB全球団が争奪戦に参加するだろう」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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