“88年世代”の現在地… 楽天エースは今季未勝利、西武守護神は引退「分岐点だね」

楽天・田中将大(左)と西武・増田達至【写真:小林靖】
楽天・田中将大(左)と西武・増田達至【写真:小林靖】

1988年生まれの選手たちが迎える「分岐点」

 2024年のプロ野球ペナントレースも最終盤を迎えている。セ・パ両リーグの優勝も決まり、短期決戦に向けて調整を進める段階。一方で“別れの季節”でもある。西武・増田達至投手らが現役引退を表明し、9月30日から第1次戦力外通告期間が始まった。プロ野球界をを支えてきた“1988年世代”も岐路を迎えた選手が多い。

 今季限りで増田が現役を引退した。2012年ドラフト1位で入団し、通算560試合に登板して31勝40敗、109ホールド194セーブを記録。2015年に最優秀中継ぎ投手となると、2020年には最多セーブのタイトルを獲得した。

 1988年生まれで主な現役選手は巨人・坂本勇人内野手、ソフトバンク・柳田悠岐外野手らがいる。坂本はここまでプロ通算2210試合に出場して打率.288、295本塁打、1038打点をマーク。柳田はプロ通算1450試合に出場して打率.312、264本塁打、890打点を記録している。

 他にも“華の88年世代”はたくさんいる。楽天・田中将大投手、広島・秋山翔吾外野手、中日・大野雄大投手、DeNA・宮崎敏郎内野手、ロッテ・澤村拓一投手らが、まだまだ凌ぎを削っている。かつてのエース、田中は今季1試合登板にとどまり、勝ち星を挙げることができなかった。

 SNSでは「寂しくてしょうがない」「みんな長く活躍してくれ」「88年世代筆頭のマー君さんいまスピードこれくらいしか出なくてショックや」「そろそろ引退考える年齢になってきたのか」「秋山さん頑張ってほしいな88年世代の選手だし再び輝いてくれ」「今季の田中マーくんの低迷が意外だった」「88年世代は本当にスゴいけど今年が分岐点だね」などの声が上がっていた。

(Full-Count編集部)

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