山本由伸、3回5失点でPO初勝利ならず 大谷の同点3ランを生かせず…防御率15.00

初回、パドレスのマニー・マチャドに2ランを浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
初回、パドレスのマニー・マチャドに2ランを浴びたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

地区シリーズ第1戦に先発、3回5安打5失点で降板となった

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は5日(日本時間6日)、パドレスとの地区シリーズ第1戦でポストシーズン初登板初先発。3回5安打5失点で降板し、ポストシーズン初登板初勝利はならなかった。防御率15.00。

 初回、先頭・アラエスに左前打を許すと、パスポールと暴投、タティスJr.の四球で無死一、三塁のピンチを招いた。プロファーの二ゴロの間に先取点を献上すると、続くマチャドには左中間1号2ランを浴びた。初回だけで28球を投じ、3安打1四球3失点。苦しい立ち上がりとなった。

 2回は3者凡退。3回は先頭・タティスJr.の左中間二塁打、メリルの四球などで2死一、二塁とされ、ボガーツの左翼線2点二塁打で勝ち越しを許した。4回から元広島のブレイシアが救援。3回60球(ストライク34球)を投げ、5安打5失点だった。2四球で1奪三振だった。

 移籍1年目の今季は18試合登板して7勝2敗、防御率3.00。6月中旬から右肩腱板損傷で3か月近く離脱した。当初、6日(同7日)の第2戦で先発予定だったが、中5日を空けた11日(同12日)の第5戦の登板を可能とするため3日(同4日)に第1戦に変更となった。先陣を託されたが、大一番で結果を出せなかった。

(Full-Count編集部)

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