立浪監督「すみませんでした」 3年間連続最下位に“謝罪”…ファンからは大声援

中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】
中日・立浪和義監督【写真:中戸川知世】

今季限りで退任する立浪監督「本当に3年間、ありがとうございました」

■DeNA 2ー0 中日(6日・バンテリンドーム)

 中日は6日、バンテリンドームで行われたDeNA戦に0-2で敗れ、球団史上初の3年連続最下位が決定した。今季限りで退任する立浪和義監督は、試合後のセレモニーでは「3年間これだけ声援をいただきながら、結果を出すことができず。皆様には申し訳ない思いをさせていまい。すみませんでした」とファンに謝罪した。

 中日は勝利か引き分けなら5位が決まる143試合目だったが、打線が大貫の前に不発。初回2死一、二塁の好機に細川が一邪飛に倒れて無得点に終わると、2回以降も打線が沈黙。5安打完封負けを喫した。

 先発した松木平は6回3安打2失点7奪三振。試合後には悔し涙を流し、ベンチを叩くなど悔しさを露わにした。今季の全試合が終了し、中日は60勝75敗、勝率.444で3年連続となる最下位。5位ヤクルトと6.5ゲーム差がついてレギュラーシーズンが終わった。

 試合後にはセレモニーが行われ、監督や選手がグラウンドに並ぶと、ファンからは「お疲れさま~!」「立浪監督ありがとう!」と声援が飛んだ。スタンドでも「3年間ありがとう立浪監督」「立浪監督お疲れ様」とファンがボードを掲げていた。

 立浪監督は「今日も最後の最後まで声援をいただきましてありがとうございます。今年1年間このバンテリンドームはもちろんのこと、ビジターのグラウンドでも声援をいただきました。ありがとうございます」とファンに感謝した。最後は「本当に3年間、ありがとうございました」と締めた。

(Full-Count編集部)

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