中日、中島ら5選手を戦力外に…現役続行の意思「まだまだ頑張りたい」 ビシエド退団も発表

中日・中島宏之(左)とダヤン・ビシエド【写真:小林靖、荒川祐史】
中日・中島宏之(左)とダヤン・ビシエド【写真:小林靖、荒川祐史】

NPB通算1928安打&995打点「悔しい気持ちでいっぱい」

 中日は8日、中島宏之内野手、上田洸太朗投手ら5選手に来季の契約を行わないと通知したと発表した。育成契約の竹内龍臣投手、加藤翼投手、垣越建伸投手にも通達。また、ダヤン・ビシエド内野手の今季限りの退団も発表した。

 通算1928安打、42歳の中島は今季から中日に加入したが、怪我にも泣かされ、15試合の出場で無安打に終わった。中島は2000年ドラフト5位で西武に入団。メジャー挑戦を経て、オリックスや巨人でも活躍。今季から中日に加入。NPB通算1928安打で打率.292、209本塁打、995打点だった。

 中島は球団を通じて「チャンスを与えてくださった球団、立浪監督、ファンのみなさまの期待に応えられず、悔しい気持ちでいっぱいです。1年間という短い期間でしたが、バンテリンドーム、ナゴヤ球場でたくさんの応援をいただき、感謝しています。野球が好きですし、まだまだ頑張りたいと思っています。1年間、ありがとうございました」とコメントした。

 4年目22歳の上田は2020年育成ドラフト2位で愛知・享栄高から入団。ルーキーイヤーの2021年は2軍で12試合に登板して1勝0敗、防御率0.79と抜群の安定感を見せていた。2022年5月に支配下登録を勝ち取り、9月8日の広島戦でプロ初勝利を挙げた。昨年は13試合に救援で登板し、防御率4.50だった。今季は1軍での出場機会はなく、ウエスタン・リーグで11試合に登板し3勝3敗、防御率.4.18だった。

 さらに中日在籍9年目、35歳のビシエドの今季限りでの退団も発表された。今季は15試合の出場で打率.209、1本塁打、2打点。6月9日に抹消以降、1軍昇格なかった。チームは3年連続最下位に終わり、立浪和義監督の退任も決定している。

(Full-Count編集部)

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