侍J「プレミア12」のメンバー28人を発表 23年WBCで躍動の佐々木朗希、宮城大弥らは選出なし
日本は13日に豪州代表と初戦を迎える
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が9日、東京都内で会見に臨み、11月9日に開幕する「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のメンバーを発表した。中日・高橋宏斗投手、阪神・才木浩人投手ら28人が選出されたが、ロッテ・佐々木朗希投手、オリックス・宮城大弥投手らの名前はなかった。大会連覇を狙うグループBの日本は同13日に豪州と初戦(バンテリンドーム)を迎える。
今回の「ラグザス プレミア12」は昨年12月31日時点でのWBSCの世界ランキング上位12カ国で争われ、現時点で日本は1位。2位にメキシコ、3位米国、4位韓国と続いている。2011年の第1回は韓国、2019年は日本が優勝した。今大会について井端監督は「目標は世界一連覇すること。そのために1つになること。日本を背負って選ばれたというところでは行動、言動をしっかりやってくれたらと思います」と力を込めた。
今季のセ・リーグ2冠で日本の4番と期待されるヤクルト・村上宗隆内野手は、10月5日の広島戦で自打球を右足に受け「右母趾末節骨骨折」と診断。復帰まで2~3か月の見込みとされていることもあり、メンバーから外れた。打撃陣ではDeNA・佐野恵太外野手、日本ハム・五十幡亮汰外野手らが初選出された。
この日発表されたメンバーで同9、10日にバンテリンドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」も戦う。主将について、井端監督は「特に決めていないです。選手らで決めてもらえれば。前回は選手らの間で牧選手となった。決勝まで9試合ある。その中で波はある。うまく見定めていい方向に持っていってくれたら」とメンバー28人に期待した。
選出されたメンバーは以下の通り。
【投手】
15 大勢(巨人)
16 隅田知一郎(西武)
17 伊藤大海(日本ハム)
19 高橋宏斗(中日)
20 戸郷翔征(巨人)
21 早川隆久(楽天)
35 才木浩人(阪神)
46 藤平尚真(楽天)
47 鈴木昭汰(ロッテ)
50 清水達也(中日)
56 鈴木翔天(楽天)
57 北山亘基(日本ハム)
60 横山陸人(ロッテ)
【捕手】
22 古賀悠斗(西武)
31 坂倉将吾(広島)
32 佐藤都志也(ロッテ)
【内野手】
2 牧秀悟(DeNA)
4 吉川尚輝(巨人)
6 源田壮亮(西武)
23 栗原陵矢(ソフトバンク)
24 紅林弘太郎(オリックス)
25 岡本和真(巨人)
51 小園海斗(広島)
【外野手】
1 森下翔太(阪神)
5 五十幡亮汰(日本ハム)
7 佐野恵太(DeNA)
8 辰己涼介(楽天)
66 万波中正(日本ハム)