大谷翔平、第3打席は“幻のアーチ” 「4/30」も無念…本拠地なら同点弾だった
3回の第2打席はバットを折られながら中前打→ヘルナンデスの満塁弾で生還
【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間9日・サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第3戦に「1番・指名打者」で先発出場した。5回無死の第3打席は中飛に倒れたが、本拠地ドジャースタジアムなら入っていた“幻のアーチ”となった。
5-6の5回無死、右腕キングの外角球を打ち上げた。飛距離385フィート(117.3メートル)の打球はフェンス手前で中堅手・メリルのグラブに収まった。
この中飛は30球団の本拠地のうち、カブスのリグレーフィールド、ドジャースのドジャースタジアム、ブルワーズのアメリカンファミリーフィールド、ナショナルズのナショナルズパークの4球場なら本塁打という当たりだった。
大谷は第1打席は空振り三振。1-6の3回無死で迎えた第2打席はバットを折られながらも中前打を放ち、ヘルナンデスの満塁弾につなげた。1点差に迫る一発に、雄叫びをあげて喜びながら生還し、殊勲の同僚を出迎えていた。自身も第1戦以来となる本塁打が期待されたが、お預けとなった。