ダイビング捕球→膝つき送球 ド軍野手の華麗なる守備にファン「アメージング」
ドジャースの超ユーティリティ野手ヘルナンデスが魅了
ドジャースのスーパー控え野手、キケ・ヘルナンデスが24日(日本時間25日)、敵地フィリーズ戦で超美技を披露した。
この日「7番・二塁」でスタメン出場したヘルナンデスが、3点リードで迎えた5回に魅せた。この回、先頭だったフランコは右の強打者。内野が三塁側に寄る守備シフトを敷く中、フランコは遊撃寄りの二遊間へ強い打球を飛ばした。打球はそのままセンターへ抜けるかと思われたが、ここで二塁側から颯爽と登場したのがヘルナンデス。まるでスーパーマンのように打球に向かってダイビングすると見事捕球。そして振り向きざまの膝つき送球で、フランコを一塁で刺した。これにはマウンド上の前田健太も「ワオ」と言うしかなかった。
地元ロサンゼルスで試合を中継するテレビ局「スポーツネットLA」で解説を務める球宴6度の元内野手、ノマー・ガルシアパーラ氏もビックリ。「運動神経を見せました。膝立ちからの送球です」と驚きを隠せなかった。
さらに、ドジャースの球団公式ツイッターが「オー・マイ・キケ!」と動画を公開すると、ファンから称賛の声が殺到した。
「最高」
「キケには毎日驚かさせる」
「彼は驚異的だ」
「究極のユーティリティ」
「アメイジング!!!!」
「どこを守っても、彼は素晴らしい選手だ!」
「ビューティフル」
この試合では途中から右翼守備に移り、延長16回には投手としてマウンドへ。1死から2四球を与えた後に決勝3ランを浴び、敗戦投手になってしまったが、そのユーティリティぶりには誰もが感心したはずだ。