大谷翔平の打席前に…ベンチの様子が「凄く良い」 同僚が明かす“指導”の中身
ベンチで大谷とベッツに熱弁していたロハス
ドジャースは9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦に勝利し、2勝2敗のタイに持ち込んだ。試合中にはベンチで大谷翔平投手に対してミゲル・ロハス内野手が熱心に何かを伝える様子があり、ネット上では「このヒリヒリを楽しんでる姿が最高ですね」「いいチームですね」と注目を集めていた。試合後にロハスは、この会話の内容を明かしている。
6回の攻撃時、ヘルメットを被る大谷とムーキー・ベッツ内野手に対し、ロハスは身振り手振りで“熱弁”していた。試合後、ロハスはマウンドにいるエストラーダの球筋について説明していたと明かした。
「彼は今年対戦していなかったから、彼の速球について話をしていた。速球がいいと感じたんだ。私が第1戦で彼と対戦したとき、速球をどう感じたかということだ。(大谷には)その速球に備えて欲しかったんだ」
大谷はうんうんと軽くうなずいており、ロハスは「(大谷は)速球をどのように感じたか聞いてきたよ。彼の速球に準備することを伝えた」と話した。
左内転筋を痛めてベンチを温めることになったロハスだが、チームの勝利のために自らの経験をナインに伝えた。ベテランの行動にX(旧ツイッター)では「なんかいいシーンだな」「ロハスはプレー以外の面でも選手たちをサポートしてくれる、メンターのような存在だよね」「今日はめちゃくちゃ意見交換活発で凄く良い」と注目する声が並んだ。