千賀滉大、大谷翔平対策に笑顔「ここで喋る人いない」 vsド軍第1戦で先発決定
大谷翔平対策を聞かれて笑顔「ここで喋るのは、どの投手もいないと思います」
メッツの千賀滉大投手が13日(同14日)に敵地で行われるドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で先発することが決まった。12日(同13日)に本拠地・シティフィールドで取材に対応し、「どの打者も甘い球を長打にできる打者だと思います。誰とかではなく、1人1人全力で行きたい」と意気込みを語った。
大谷翔平投手との直接対決に注目が集まる。大谷の対策を問われ、「ここで喋る人は、どの投手もいないと思います」と笑顔で返した。「ドジャースに限らず、強いチーム、いい打者に関してはミスをしたら打たれる。打者よりは、僕のできることを一生懸命やりたいなと思います」と自身の投球に集中する考えだ。
ダルビッシュ有、山本由伸が投げ合った11日(同12日)のドジャース-パドレス戦を観戦した。「ダルさんがすごくいい投球をしたなという感想と、甘い球はどの打者も強く振ってきますし、1から9まで気が抜けないなと思いました」と警戒した。
約2か月ぶりに復帰した5日(同6日)のフィリーズとの地区シリーズ第1戦では2回1安打1失点。3三振を奪い、勝ち負けは付かなかった。今回は3イニングほどが想定されているが、「終わりと言われたら終わりと思っているので。それまでは自分で決めずに、いけるところまでいきたいと思います」と意気込んだ。
今季は右肩の張り、左ふくらはぎ痛など相次ぐ故障に悩まされ、わずか1試合登板にとどまった。それでも、大事なシリーズ初戦を託された。「うれしさよりも緊張感の方が僕の中にはあります。やっぱり1年間回ってきた投手と違うと自分自身、ずっと心の中に思っているので。そこを任されるのは意味合いは大きいと思っている。しっかり思いながら投げたいと思います」と決意を新たにしていた。
(Full-Count編集部)