そびえ立つイチローの衝撃記録「12」 2024年に再注目…日系外野手は更新できず

マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

地区シリーズでガーディアンズのクワンが11安打と打ちまくった

 ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手は、地区シリーズの5試合で計11安打と猛打を見せた。その活躍に注目した米記者は、地区シリーズでの安打数11本は歴代2位だと紹介。1位には日本の“レジェンド”が君臨している。

 クワンは、第1戦と第2戦で1安打ずつを記録。そして第3戦から3試合連続の3安打で、シリーズの打率は.524。打点こそゼロだが、1番打者としてチャンスを演出し、6得点を記録した。

 タイガースとの地区シリーズは計11安打をマークし、MLB公式のサラ・ラングス記者は、5戦形式(先に3勝したチームがシリーズ勝者)のポストシーズンのシリーズで歴代2位タイの記録だと紹介した。

 この記録で1位なのが、イチロー(2001年の地区シリーズ)とエドガー・マルティネス(1995年の地区シリーズ)の12安打だ。イチローは2001年と2012年の2度ポストシーズンに出場。2001年のインディアンス(現ガーディアンス)とのシリーズでは、3試合で3安打をマークするなど打率.600をマークした。クワンの同シリーズでの躍動にネット上では「クワンはイチローやエドガーと同等だ」「スティーブン・クワンはこのシリーズでイチローを思い出させる」といった声もあがった。

 イチローは2012年のヤンキース時代では、タイガースとのリーグ優勝決定シリーズにおいて17打数6安打で打率.353をマークするなど、ポストシーズンでは通算打率.346、1本塁打8打点、OPS.836と大舞台でも実力を発揮した。

(Full-Count編集部)

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