ド軍は年俸総額485億円「お金は重要だ」 “金満球団TOP3”の進出に米記者再強調

ドジャースの大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン(左から)【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン(左から)【写真:ロイター】

年俸総額トップ3の球団がリーグ優勝決定シリーズへ

 地区シリーズを勝ち抜き、リーグ優勝決定シリーズに駒を進めた4チームが12日(日本時間13日)に出揃った。中でも、米データ会社「ファングラフス」によると、メッツ、ドジャース、ヤンキースの3球団は年俸総額がMLBトップ3。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「お金は重要だ」とX(旧ツイッター)で投稿するなど、「お金」と「強さ」のリンクが注目を集めている。

 ワイルドカード3位からの進出となったメッツは、フランシスコ・リンドーア内野手をはじめ、エドウィン・ディアス投手やブランドン・ニモ外野手ら1億ドル(約149億円)超え契約の選手や、その他高額年俸の選手が数多く在籍し年俸総額が3億3500万ドル(約500億円)でMLBトップ。ドジャースは、10年7億ドル(約1044億円)契約も年間6800万ドル(約101億円)が後払いの大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手、ムーキー・ベッツ内野手らスターがズラリと揃い、年俸総額は3億2500万ドル(約485億円)となっている。

 一方、タイガースを破ってリーグ優勝決定シリーズに進出したガーディアンズは総年俸1億300万ドル(約154億円)で球界25位。昨年メッツはマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダー両投手らを擁して今季を上回る年俸総額3億6400万ドル(約529億円)でありながら、プレーオフを逃していたこともあって、必ずしも大金投入が勝利に結びつくわけではないが、大金を動かしたチームにはそれ相応の期待が寄せられ、結果が出なかった際の批判も大きくなるのが“宿命”だ。

 ヘイマン記者の投稿にファンからは「お金は間違いなく大事」「残念ながら、そうできてるんだよな」「これが球界にとって素晴らしいことなのか、正直わからない」「今年に関しては重要ってことだけど、毎年そうなるわけじゃない」と様々な声が寄せられていた。

 2024年の頂点に立つのはどのチームになるのか。13日(同14日)から始まる優勝決定シリーズに注目だ。

(Full-Count編集部)

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