1人で5残塁…ド軍ヘルナンデスは「本当に酷かった」 地元記者が痛烈批判「ど真ん中で」
E・ヘルナンデスは3打数無安打…PO全体では打率.313も
【MLB】メッツ 7ー3 ドジャース(日本時間15日・ロサンゼルス)
好機で重ねた凡退に批判の声が広がっている。ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に3-7で敗れた。序盤に6点を失ったものの反撃を見せたが、要所要所でエンリケ・ヘルナンデス内野手が凡退。地元記者は「本当に酷かった」と痛烈に酷評した。
“ポストシーズン男”として知られるE・ヘルナンデスは、通算14本塁打、OPS.900と得意にしている。パドレスとの地区シリーズ第5戦ではダルビッシュ有投手から先制アーチをかけた。この日は「8番・二塁」で先発出場。第1打席は四球で出塁、第2打席は右飛だった。
ドジャースが3点を返して迎えた6回1死一、二塁で第3打席が回ると、E・ヘルナンデスは真ん中を強振。痛烈な打球を飛ばしたが併殺に終わった。そして8回には2死満塁で再び打席が。しかし相手守護神のディアスの甘く入ったスライダーを仕留めきれず、右飛に終わって本拠地はため息が漏れた。
1本出ていれば……。チャンスで凡退したE・ヘルナンデスに対し、地元記者も嘆きが止まらない。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し「(6回に)満塁、そして(8回に)二、三塁で…点には結びつかなかった。本当に酷かった」と投稿。
続けて、凡退した2打席のコースの画像を添えながら「キケの打席で最悪だったのは、ミートボール(ど真ん中)で打ち取られたことだ」とし、甘い球を2打席連続でミスショットしたことを指摘した。チャンスを逸したE・ヘルナンデスに対してはファンからも「酷い」「キケの日じゃなかった」「全然ダメだった」「ことごとくチャンスを……」「1本出ていたら違ったが」などと落胆の声が寄せられている。