清宮幸太郎に「泣けてきた」 16秒間の沈黙…予期せぬ“決壊”にX感動「重みが違う」
CSファイナル進出に貢献…清宮幸太郎がお立ち台で流した涙
日本ハムは16日から、みずほPayPayドームでソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに臨む。ファーストステージはロッテを2勝1敗で撃破。立役者の1人になった清宮幸太郎内野手が、お立ち台で流した涙は印象的だった。ファンは「自分も泣けてきた」「いい男になってきたな」「いよいよ清宮が本物になる!」と声をあげた。
1勝1敗で迎えた第3戦で、清宮は3回に同点の右前2点打を放った。2点リードの8回には右前打で出塁し、二盗を敢行。相手捕手の悪送球で三塁に進むと、万波中正外野手の適時打でダメ押しのホームを踏んだ。
早実高では超高校級のスラッガーとして活躍し、2017年ドラフト会議で7球団が競合した逸材。プロではなかなか殻を破り切れずにいたが、7年目の今季途中から急激な進化。規定打席には達しなかったが打率.300、15本塁打、51打点をマークした。
お立ち台では感極まった。「(3回の)ツーアウト二、三塁、ここで打たなきゃ男じゃないなと。腹括っていきました」と振り返り、ファイナルステージ進出について問われると、16秒間の沈黙。「大好きなファンの皆さんと、チームのみんなとまた野球ができると思うと、本当に幸せだなと思います。これからも一生僕たちについてきてください」と声を震わせた。
25歳が流した涙にファンも感動。「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに映像を投稿すると、「涙の重みが違うと思う」「思いが詰まった涙に見えて」「覚醒して本当によかった」「我慢できなかった」「心優しい男だ」「いよいよ本物になる」「一番好きな選手」「覚醒の時」「ファイナルで爆発して」とコメントが並んだ。ソフトバンクとの決戦ではどんな打棒を見せてくれるだろうか。