大谷翔平封じへ…メッツ右腕が明かす“攻略法” ダルビッシュから「学べることがある」
対大谷に被打率.500、1本塁打
メッツのルイス・セベリーノ投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われるドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)を前に会見を行った。1勝1敗のタイで迎える16日(同17日)の第3戦に先発する。キーポイントの1つである大谷翔平投手との対戦に向け、地区シリーズでのパドレス・ダルビッシュ有投手の投球を参考にできると明かした。
ヤンキースで2019年に19勝を挙げた右腕は、今季からメッツへ移籍。加入1年目は182.0イニングを投げて11勝7敗、防御率3.91だった。ブルワーズとのワイルドカードゲームでは6回3失点で勝利投手、フィリーズとの地区シリーズ第2戦では勝敗つかずも6回3失点7奪三振と、大舞台でも結果を残している。
セベリーノは大谷がエンゼルス在籍時に2度対戦したが、通算6打数3安打(打率.500)、1本塁打、1三振と苦戦している。会見では、地区シリーズで大谷を6打数無安打3三振と完全に封じ込めたダルビッシュについて話題がおよび「彼に対しての(ダルビッシュの)攻め方を見ることができる。勿論、ダルビッシュには異なる10種類の球があるからね。だけど僕は(ダルビッシュの投球から)学べることがあるんだ」と、ダルビッシュの投球を参考にして大谷封じへ意欲を見せた。
大谷は今季レギュラーシーズン159試合に出場し、打率.310で惜しくも首位打者獲得はならなかったが、54本塁打と130打点で2冠を手にした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」も樹立。日本人として初めて「トリプルスリー」も達成した。セベリーノは「彼は素晴らしい打者だよ。だから警戒しないといけない」としつつ、「しかしながら、自分の思い通りの投球ができれば、問題ないと思う」と自信ものぞかせた。
(Full-Count編集部)