「熱量すごかった」DeNAチア“体験” 想定上回る応募、ダンス披露で生まれた一体感
「diana」がオーディション受験対象者向けワークショップを初開催
DeNAのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana」は2025年メンバーオーディション開催にあたり、受験対象者向けのワークショップを初開催した。応募者は当初想定していた定員の3倍を上回ったほど。現役メンバーであるFukaとYukihaも参加し、関係者も「熱量がすごかった」と驚くほど大盛況の2日間となった。
目を輝かせた参加者たちが、現役dianaメンバーの背中を追う。ワークショップでは、dianaが実際に行っているトレーニングやレッスンを体験。短時間での振り入れに苦労しつつも、最後のダンス披露ではそれぞれが持ち味をアピールして一体感に包まれた。
2025年には節目の20周年を迎えるdianaの新たな挑戦。延原雅代マネジャーは「オーディションに合格してdianaになってからチームの雰囲気や活動内容にギャップを感じることがないように、振り覚えのスピードを体験してもらったり、楽しさや魅力を伝えたかった。オーディションを受けるか迷っている方たちにも、dianaの活動に触れてみようかなと思ってもらって、そこから『こんな活動であればやってみたいな』ということにつなげられる時間にしたいと思いました」とワークショップ開催の意図を明かす。
2日間にわたって開催されたが、当初は各回20人程度の想定だった。しかし130人を超える応募がきたことから、急遽2回目の定員を増員。「こんなに来てくださるんだ、とまず驚いたのが正直なところ」と延原マネジャーは率直な思いを明かす。
ワークショップの最後には、質疑応答も実施。活動する上での不安や疑問点などをあらかじめ解消することができるだけでなく、貴重な現役メンバーの“生の声”にも参加者たちは耳を傾け、必死にメモを取る姿があった。
「実際に現役のdianaメンバーをそばで見てキラキラ輝いているのが憧れとなったり、直接質問する機会もあったので『絶対にFukaさんみたいになりたい』『Yukihaさんみたいになりたい』という声も聞けて、やってよかったなと感じています。楽しんでいただけたのではないかなというのと、活動内容をわかったうえでdianaをやりたいと思ってもらえると感じています」と満足げにうなずいた延原マネジャー。dianaは2006年に結成され、2025年は節目の20周年を迎える。イニング間のリレー対決での激走がすっかりお馴染みとなっているが、またひとつ、新たな扉を開いた。
(町田利衣 / Rie Machida)