今永昇太の“人間性”に101億円男も感銘「とても粋だと」 1年目から適応できたワケ

カブス・今永昇太【写真:ロイター】
カブス・今永昇太【写真:ロイター】

カブスのタイヨンが今永について語る

 カブスのジェイムソン・タイヨン投手がポッドキャスト番組に出演し、同僚の今永昇太投手がメジャーで活躍できた“秘訣”を話した。タイヨンは今永の振る舞いや姿勢について「とても粋だと思ったよ」と明かす。

 今永は30歳にしてメジャーに挑戦し、1年目から15勝をマークした。また自身のキャラクターで、カブスファンの心も鷲掴みにした。ポッドキャスト「クリス・ローズ・ロテーション」に出演したタイヨンは「彼は落ち着いて、品格がある態度でその状況に対処した。どうやったかといえば、例えばシカゴの街に浸ったこと。それがこちらに慣れるのに役立ったと思う。これは新しいことだがここにきているし、シカゴの街が大好きだし、ここにいたいし、ってね。ファン層とチームを受け止めた」と話す。

 独特のコメントを話すことでDeNA時代は「投げる哲学者」と呼ばれたが、海を渡っても健在だ。入団会見での「ヘイ、シカゴ!」をはじめ、試合後の取材でも毎度のように米記者を笑わせる今永。言葉の壁にも動じず、チーム内では通訳を通さずやり取りすることも多いという。

「彼は英語を学ぼうと最善を尽くした。通訳をいつも必要とはしなかった。春には僕ら投手陣の夕食会にも出席した。そこがとても粋だと思ったね」

 1年間ともにローテーションを支えたタイヨンは、「彼は大のピッチングオタクなんだ。僕らの投球フォームのことや、米国と日本での子どもたちへの指導の違いとかを話す。彼とプレーするのは最高だった」とシーズンを振り返った。

(Full-Count編集部)

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