ベッツに“疑惑の判定”「本気なのか?」 米メディア疑問視「外れている」
第1打席で見逃し三振に倒れたベッツ
【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間17日・ニューヨーク)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は、16日(日本時間17日)、敵地で行われたリーグ優勝決定シリーズ第3戦の第1打席で見逃し三振に倒れた。フルカウントから外角のカットボールがストライク判定となったが、米メディアは苦言を呈している。
初回、1死走者なしで打席に立ったベッツはフルカウントから外角へ逃げていくカットボールを見逃し、四球を確信して防具を外そうとした。しかし球審の手はあがり、ベッツは驚いたような表情。メッツファンからは大歓声が起こった。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は「本気なのか? ベッツが非常に疑わしい判定で三振になった」と苦言。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「ロボット審判(の導入)はいつになるんだ?」と指摘した。
また、メッツの地元放送局「SNY」に寄稿するベン・クリンメル氏も「セベリーノにとって寛大な判定で、ベッツを見逃し三振にした6球目は、ベースを外れている」と、最後の1球がボールゾーンになっている配球チャート図を添付して主張した。