ヤンキース、15年ぶりWS進出へ王手 4点差追いつかれるも…9回に敵失で勝ち越し

ガーディアンズ戦で3ランを放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】
ガーディアンズ戦で3ランを放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:ロイター】

ガーディアンズに競り勝ち3勝1敗…2009年以来のWSへあと1勝

【MLB】ヤンキース 8ー6 ガーディアンズ(日本時間19日・クリーブランド)

 ヤンキースは18日(日本時間19日)、敵地で行われたガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に8-6で勝利。3勝1敗として、2009年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけた。4点リードを1度は追いつかれたが、9回に勝ち越した。

 ヤンキースはフアン・ソト外野手が初回に2ランを放ち、先制。その裏にホセ・ラミレス内野手の犠飛で1点を返されたが、2回にオースティン・ウェルズ捕手がソロを放った。

 3回にジョシュ・ネイラー内野手の適時打で1点差に迫られるも、6回1死二、三塁でジャンカルロ・スタントン外野手が左中間へ3ランを放ち、突き放した。スタントンは今年のプレーオフで2試合連続4本目。通算15本目のアーチとなった。

 ところが4点リードの7回、ラミレスの適時二塁打、ネイラーの2点二塁打で3失点。1点差に迫られた8回2死三塁では、デビッド・フライ外野手に投手適時内野安打を許し、追いつかれた。

 しかし、9回に底力を発揮した。連打に盗塁も絡めて無死二、三塁とし、1死からアレックス・ベルドゥーゴ外野手の遊ゴロ失で勝ち越した。さらにグレイバー・トーレス内野手が中前適時打を放ち、リードを2点に広げ、逃げ切った。2試合連続本塁打を放っていたアーロン・ジャッジ外野手は4打数1安打2三振だった。

 ヤンキースは94勝68敗でア・リーグ東地区を制覇。ロイヤルズとの地区シリーズを3勝1敗で制し、リーグ優勝決定シリーズにコマを進めた。ワールドシリーズに進出すれば、松井秀喜氏がMVPに輝いた2009年以来15年ぶりとなる。第5戦は敵地で19日(同20日)に行われる。一気に決められるか。

(Full-Count編集部)

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