“崖っぷち”巨人を救った23歳は「将来のエース」 衝撃のCS初登板は「流れ変わる熱投」
巨人・井上温大が初のCS登板で6回1安打無失点
■巨人 4ー1 DeNA(19日・東京ドーム)
巨人・井上温大投手が19日に東京ドームで行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦に先発し、5回までパーフェクトで抑えるなど6回1安打1失点投球でチームの勝利に貢献。ファンも「流れ変わる熱投」と称賛している。
巨人はアドバンテージの1勝があったものの、DeNAに3連敗を喫して1勝3敗の状況で第4戦を迎えていた。負ければ終戦という重圧のなか、23歳左腕が躍動した。
1、2回と3者凡退で勢いをつけると3回は森敬斗内野手、戸柱恭孝捕手、アンドレ・ジャクソン投手を3者連続三振に仕留めた。4、5回も3人で切り抜けた。5回の攻撃で味方打線が1点を奪い、迎えた6回1死に戸柱恭孝捕手に同点ソロを浴びたが、崩れることなく6回1安打、6奪三振の内容でバトンを繋いだ。
勝利投手こそならなかったが、チームの白星を呼び込む価値ある投球。今季序盤は主に救援で登板していたが、6月から先発に回ると一気に開花した。シーズンを通して25試合に登板し8勝5敗、防御率2.76。先発に限れば15試合で7勝3敗と貢献していた。
CSの流れを変えるような好投にファンも歓喜。SNS上には「菅野と肩並べるMVP」「凄すぎた!」「お前が巨人のエースだ」「将来の左のエース」「成長した」「今日の結果を呼び寄せた」「すごいピッチャー」といった声が寄せられていた。
(Full-Count編集部)