900億円契約の予想も…大谷に迫る25歳が劇的弾 敵地の“異様な光景”に米記者驚き
ソトの3ランでヤンキースがWS進出
【MLB】ヤンキース 5ー2 ガーディアンズ(日本時間20日・クリーブランド)
ヤンキースのフアン・ソト外野手は19日(日本時間20日)、ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズで延長10回に決勝3ランを放った。今オフFAとなる25歳に、敵地にも関わらず訪れたヤンキースファンからは「ソトと再契約しろ」と大合唱が起こった。
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はX(旧ツイッター)に「『ソトと再契約しろ』というチャントが、テレビ放送でも聞こえるほど大きく叫ばれていまる。しかも、相手チームの球場だ」と、“異様な光景”に驚いていた。
25歳のソトは2019年には打率.282、34本塁打、110打点の成績を収め、世界一に貢献した。2022年途中にパドレスへ移籍し、今季はヤンキースと3100万ドル(約46億5000万円)で契約に合意。年俸調停権を持つ選手としては、大谷の3000万ドル(約45億円)を抜き、史上最高額となっていた。
今オフにはFAとなる。どの球団でも安定した好成績を残しており、今プレーオフでも3本塁打をマークして15年ぶりとなるワールドシリーズ進出に貢献した。
米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は関係者の話も交えながら6億ドル(約901億円)クラスの契約を予想している。大舞台で決勝3ランを放ち、Xでは「当然のことだ」「彼への入札は天文学的な数字になるはず」「将来のメッツ」「彼はブロンクスの右翼手として生涯を過ごすべき」「ソトは真実」「彼がドジャースになれば、さらに素晴らしい」などと、“争奪戦”も展開されていた。
(Full-Count編集部)