山崎康晃「僕が打たれて負けたのでそれに尽きる」 中山に痛恨被弾…繰り返した“悔しさ”

巨人戦に登板したDeNA・山崎康晃【写真:小林靖】
巨人戦に登板したDeNA・山崎康晃【写真:小林靖】

先発の浜口が4回1安打無失点、5回から山崎が登板した

■巨人 1ー0 DeNA(20日・東京ドーム)

 DeNAは20日、東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦に0-1で敗れた。5回に代わったばかりの山崎康晃投手が先頭の中山にソロを浴び、結局これが決勝点に。敗戦投手となった右腕は「僕が打たれて負けたのでそれに尽きるかなと思います」と2度繰り返し、責任を背負った。

 先発の浜口が4回54球ながら1安打無失点の力投も、5回の攻撃で代打を送り継投策に出た。しかし2番手の山崎がいきなりファーストストライクを右翼席に運ばれた。147キロの内角高め直球。「僕が投げた球なのでそれに尽きる」と振り返った。

 これでアドバンテージを含めた対戦成績は3勝3敗となり、全ての行方は最終第6戦に託された。「明日に向けてもう戦うだけかなと。今日から準備は始まっていますし、勝てるために何ができるか考えて集中して、明日またいい顔で球場に来たいなと思います」と話した。

 一方で三浦監督は「チームでやっていることですから、ヤス(山崎)だけではない。チームで戦っていることですから」と強調。捕手の戸柱は「147キロ以上の力の強さも感じましたし、本当に中山君がうまく打った、腕を畳んで思い切ってきたなというのは凄く感じたので、そこも野球のひとつかなと思います。僕らがしっかり点を取っていたらこういう展開になっていなかったので」と右腕をかばった。

(町田利衣 / Rie Machida)

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