自由契約の巨人25歳は「まだ全然いける」 昨季50登板の右腕…復活にX期待「戻って来る」

巨人を自由契約となった菊地大稀【写真:矢口亨】
巨人を自由契約となった菊地大稀【写真:矢口亨】

巨人・菊地大稀は今季1軍機会なし…2軍では36登板で防御率1.00

 巨人は26日、菊地大稀、松井颯、山田龍聖の3投手と中田歩夢内野手に自由契約とすることを通知。育成の萩原哲捕手に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。自由契約の4選手は育成再契約とみられる。菊地は昨年50試合に登板しており、「必ず支配下に戻って来る」「まだいける」とファンは声をあげている。

 25歳右腕は佐渡高を経て桐蔭横浜大から2021の育成ドラフト6位で入団。新潟・佐渡島出身者として初のドラフト指名選手で、2022年4月29日に支配下登録され、16登板した。昨季はチーム2位の50登板で4勝4敗1セーブ、11ホールド、防御率3.40の成績を残した。

 しかし、今季は1軍登板なし。自由契約となった。ただ、2軍では36登板で6勝2敗1セーブ、防御率1.00。36回を投げて45奪三振で、奪三振率は11.25にのぼった。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、奪三振割合と与四球割合の差「K-BB%」はイースタン・リーグ2位の24.8%だった。

 SNSには支配下復帰を願う声が続々。「育成になったとしてもチャンスを掴んで這い上がってほしい」「必ず復活する」「1軍で活躍してもらいたい」「まだ全然いける投手」「セットアッパーいけるはず」「活躍できる」「これからの投手」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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