ヤンキース、剛腕コールがWS第1戦で先発へ “大谷幻惑”の変則左腕を登録も…指揮官明言
昨季のサイ・ヤング賞コールは今季8勝&防御率3.41
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は21日(日本時間22日)、報道陣のオンライン取材に応じ、ゲリット・コール投手が25日(同26日)に敵地で行われるワールドシリーズ第1戦で先発することを明らかにした。
ワールドシリーズ開幕まであと4日。ブーン監督はカルロス・ロドン、クラーク・シュミットらの先発ローテーションはまだ確定していないとした上で、「ゲリットが第1戦で登板することは確かだ」と明言した。
昨季サイ・ヤング賞に輝いたコールは右肩の炎症で出遅れ、6月19日(同20日)に復帰。17試合登板して8勝5敗、防御率3.41をマークした。ポストシーズンは3試合登板して1勝0敗、防御率3.31。前回15日(同16日)のガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦では5回途中6安打2失点だった。
また、ネスター・コルテス投手をロースター登録する可能性があると明かした。投球の間合いを自在に変え、エンゼルス時代の大谷翔平投手(現ドジャース)を笑わせた幻惑投法が武器。今季は31試合登板(30先発)で9勝10敗、防御率3.77。シーズン終盤に左肘を痛め、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズとロースターから外れていた。ブーン監督は「明日も投球する予定で、全てうまくいけば、ロースター入りする可能性はかなり高いと思う」と話した。
(Full-Count編集部)