くふうハヤテ、内田順三コーチが退団「個人的な事情」 阿部慎之助ら育てた名伯楽
広島や巨人などで数々の名選手を指導した
今季からNPBの2軍戦に参入していたくふうハヤテは25日、内田順三打撃アドバイザーが個人的な事情により退任すると発表した。10月31日付で退団する。
77歳の内田コーチは駒大を経てヤクルト、日本ハム、広島でプレー。現役引退後は指導者として広島で小早川毅彦、野村謙二郎、前田智徳、金本知憲ら、巨人では高橋由伸、阿部慎之助といった強打者を育成した名コーチだった。
今季はウエスタン・リーグに新規参入したくふうハヤテの打撃アドバイザーに就任。チームは28勝84敗8分けの最下位で1年目を終えた。チーム打率は.227だった。
○内田コーチコメント
「この度私の個人的な事情により、打撃アドバイザーを退任させて頂くことになりました。今年の1月にチームはゼロからスタートをしました。各方面からの支援を頂きながら、私の五十数年の野球人生の中においても新たな経験をさせて頂き、大変感銘を受けました。
球団の理念である育成・再生・勝利そして地域密着にチーム全員がチャレンジし、ファンの皆さんには選手・球団の挑戦を後押しして頂き、喜びを感じて頂けるように活動してまいりました。
くふうハヤテベンチャーズ静岡は12球団に人材を輩出することも目標の1つです。選手たちにとってNPBリーグに参戦し、そのレベルでプレーすることは大変価値があると思います。最後にくふうハヤテベンチャーズ静岡が1歩1歩発展していくことを心から願っております。ありがとうございました」
(Full-Count編集部)