9球団公表から2年で激変→広島のみに「みんな競合?」 ドラフト会議に起きた“異変”

明大・宗山塁(左)と青学大・西川史礁【写真:小林靖】
明大・宗山塁(左)と青学大・西川史礁【写真:小林靖】

2022年には9球団が公表も今年は広島のみ

「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は24日に行われる。2022年は12球団中9球団が事前公表するなどあったが、今年は宗山塁内野手(明大)を公表した広島のみ。他の11球団は非公開と極端な形となった。

 今季のドラフトの目玉とされるのは宗山と関大の金丸夢斗投手。ともに3月に行われた「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 vs欧州代表」ではNPB戦士に混じって野球日本代表「侍ジャパン」のトップチーム入りした。

 西武は広池浩司副本部長兼編成統括が23日に取材に応じ、「1位は決めましたが、公表はしません。理由は……しない方がいいと思ったからです」と説明。中日の井上一樹新監督も「(1位指名選手を)公言するのか、しないのかを含めて話し合いましたが、最後にきて、また悩んでしまった」と明かさなかった。

 2022年は9球団、昨年は5球団が事前公表していた。わずか1球団のみの公表にファンも注目。「みんな競合なのかな?」「頼むわ一本釣り」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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