大谷翔平と交わした“約束” 半年の月日を越え…ベッツ&フリーマンに涙「感謝しかない」
3月に「MLBネットワーク」にフリーマンと出演…PO進出へ意気込みを語った
ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)から自身初のワールドシリーズを戦う。目標に掲げてきた頂点を決めるシリーズに初出場。もっとも、ポストシーズンに出場すること自体が渡米後初のことだった。頂上決戦を前に、改めて同僚の“有言実行”ぶりが脚光を浴びている。
大谷は今季開幕前の3月、米放送局「MLBネットワーク」のインタビューにムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手とともに出演した。その際、インタビュアーから「今年の10月は何が起こるだろうか」と聞かれ、フリーマンは「僕らはショウヘイをプレーオフに連れていかなきゃ」と熱弁。ベッツも「僕らはオオタニが何でもできることを見てきたけど、まだ見ていないものがあるはずなんだ」と続けた。
さらにフリーマンは「オオタニは僕らのためにやってくれるはず。だから僕らはそこ(プレーオフ)に行かなきゃいけない」と加えると、ベッツも「ああ絶対に」と誓った。大谷は隣に座る“兄貴分”の発言に笑顔を浮かべ、新しく加入したチームに充実感を滲ませた。
あれから半年以上の月日が立ち、2人の言葉通りにドジャースはポストシーズンに出場し、大谷は自身初の大舞台へ到達した。リーグ優勝を決めた試合後、ベッツは再び「MLBネットワーク」に出演し、当時のインタビューを回顧。「僕が行きたいのと同じくらい『ショウヘイを(ワールドシリーズに)連れていきたかったからね。それが間違いなく『やる気』になったよ。ショウヘイをこの舞台で見ることで、彼が誰なのか、そしてどれだけ熱い思いを彼が本当は持っているかをみんなが知る機会になっている」と思いを述べた。
大一番を前にして改めてベッツとフリーマンの発言にファンは注目。「感慨深い」「ほんとこの2人には感謝しかない」「頼もしい兄さんら」「さすがベッツ」「本当にいいチームに入ったなぁ」「人間性ができすぎてる」「ベッツ兄ほんと最高!」などと感動の声があがっている。
(Full-Count編集部)