ドジャース2連勝発進も暗雲 大谷翔平が左肩負傷か…由伸は7回途中1失点でWS初勝利

二塁上で苦悶の表情を浮かべるドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
二塁上で苦悶の表情を浮かべるドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は3打数無安打で打率.260、山本は7回途中1安打1失点でWS初勝利

【MLB】ドジャース 4ー2 ヤンキース(日本時間27日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦(7回戦制)で7回途中1安打1失点の好投。ワールドシリーズ初勝利を挙げた。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打で打率.260。7回走塁中に左肩を痛めたような仕草を見せた。チームはシリーズ2連勝発進した。

 まさかのアクシデントだ。4-1で迎えた7回2死一塁、大谷が二盗を狙った際に負傷。しばらく二塁ベース付近で動けず、ロバーツ監督と中島トレーナー、アイアトン通訳とともにベンチ裏へ。左肩を痛めた模様だ。初回先頭は中飛、3回1死は空振り三振、4回2死三塁は遊ゴロに倒れた。6試合ぶりの無安打に終わった。

 試合は山本の安定感が光った。3回1死、ソトに右越えへ同点ソロを被弾したが、3点リードした4回以降は3イニング連続で3者凡退に。最速98.0マイル(約157.7キロ)のフォーシームと最遅73.7マイル(約118.6キロ)の大きなカーブ。最大24.3マイル(約39.1キロ)の緩急を武器に、11者連続アウトと寄せ付けなかった。ワールドシリーズ日本人最長の6回1/3を投げ、4奪三振2四球、1安打1失点。防御率3.86となった。

 日本投手がワールドシリーズで先発するのは2017年ドジャース・ダルビッシュ有(現パドレス)以来3人目。勝ち投手になるのは2007年松坂大輔以来2人目だ。

 28日(同29日)の第3戦はヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムに移して行われる。

(Full-Count編集部)

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