大不振ジャッジにNYファン激怒「いない方が」 露呈した弱点…“絶望数値”70%
ジャッジは今POで打率.150、2本塁打、OPS.605
“最強打者”が大舞台で苦しんでいる。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は自身初のワールドシリーズに出場しているものの、2試合を終えて9打数1安打、打率.111、長打ゼロ本。今季メジャー最多の58本塁打&144打点を記録した姿はなく、チームも連敗。米ファンからは「存在感がない」「いない方がマシ」と罵詈雑言が浴びせられている。
ジャッジは今季、本塁打と打点の他に“メジャー9冠”を達成。26日(日本時間27日)にメジャーリーグ選手会(MLBPA)が発表した選手間投票で選ぶ、両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」では、ドジャース・大谷翔平投手を上回り、自身2度目の選出を果たした。
レギュラーシーズンでは圧倒的な打棒を披露している一方で、ポストシーズンでは一転して三振数が激増。2017年の初出場から批判する声は多かった。今年7日(同8日)の地区シリーズ・ロイヤルズ戦ではポストシーズン通算70個目の三振を記録。この時点での三振率34.3%は200打席以上で歴代ワーストと不名誉な記録も樹立した。
また、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は27日(同28日)、自社Xを更新。今年のポストシーズンでの空振り率ランキングを紹介し、60スイング以上でジャッジは断トツワーストの44%に達しているとした。さらに、データ分析会社「インサイドエッジ」によると、ジャッジは今ポストシーズンでスライダーに対し、20スイングして空振り14回、空振り率70%に達しているという。
“安パイ”と化した主砲に手厳しいNYファンも批判の声を緩めない。「キャプテンとは……」「ポストシーズンのジャッジはバットを持っていない」「ポストシーズンで活躍できない」「レギュラーシーズンだけ凄い男」などと容赦ないコメントを寄せている。果たして28日(同29日)に戻る本拠地でのワールドシリーズで、主砲のバットは復活するだろうか。