ロバーツ監督、世界一に歓喜 敵地NYで大逆転に興奮止まらず…「感謝したい」
大谷は4打数無安打も…メジャー7年目で初の栄冠
【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク)
ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦で7-6で勝利。最大5点差を逆転し、2020年以来4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たした。世界一のセレモニーでデーブ・ロバーツ監督は「Yeahhhhh! パレードをやりたい人は?」と絶叫するなど大興奮の様子だった。
スピーチでは「まず、一番に神に感謝をしたい。そして、選手、彼らの家族、コーチ陣、トレーニングスタッフ、オーナー陣、スカウト陣、育成担当チームに感謝したい」と深々と頭を下げた。さらに、トロフィーを掲げ「このトロフィーは、ドジャースに携わっている全ての人のものだ」と大きな声を張り上げた。
第5戦は劣勢の試合展開も、最大5点差を逆転して世界一をつかんだ。指揮官は「アンビリバボー。逆境が多かったが、素晴らしいシーズンを過ごすことができた。多くの人たちが私たちのことを(世界一の予想から)外したけど、ここにいる全員、そしてこの舞台に立っていない多くの人がインパクトを残してくれた」と興奮を隠しきれなかった。
最後まで諦めなかった。「0-5で負けている時も、彼らはお互いを信じた。忍耐力があったし、ファイトし続けた。そして今、私たちはワールドチャンピオンだ」と指揮官は堂々と胸を張った。
ロバーツ監督は2016年から就任し、9年間でいずれもポストシーズンに出場、8度の地区優勝を果たした。ワールドシリーズには2度出場し、コロナ禍の短縮シーズンだった2020年に世界一を成し遂げたが、フルシーズンでは今回が初だった。
(Full-Count編集部)