ヤクルト、巨人に完封リレーで連勝! 小川が自身5連勝で9勝目

ヤクルト、巨人をかわし2位浮上

 ヤクルトが26日、神宮での巨人戦に4-0で快勝した。ヤクルトは4回にコントロールを乱した巨人先発・菅野から2つの押し出し四球などで一挙4点を奪うと、先発・小川が8回途中無失点の好投で9勝目(6敗)を挙げた。

 自身4連勝中と好調のヤクルト先発小川は、初回先頭の立岡にいきなりヒットを許したものの、後続を打ち取る。その後も毎回ランナーを許す苦しい内容となったが、粘りの投球で得点を許さない。

 すると4回裏、ヤクルトは先頭の畠山、雄平の連打で無死一、二塁とチャンスを作る。続くミレッジ、大引は連続三振に倒れるが、中村が四球で歩き二死満塁。迎えるバッターは、ピッチャーの小川。小川は菅野の投球に食らいつきファールで粘ると、フルカウントからの11球目を選び、押し出しの四球で1点を先制する。

 続く比屋根も動揺した菅野から連続の押し出し四球を選ぶと、川端がライトへのタイムリー、さらに小林のパスボールで得点を加え、ヤクルトが4点をリードする。

 ヤクルトは小川が8回途中無失点の好投で、その後オンドルセク、秋吉、バーネットと繋ぎ完封リレー。4-0と勝利し、小川は自身5連勝となる9勝目(6敗)を挙げた。巨人は打線が繋がらず、4回に突如制球を乱した菅野の投球も誤算だった。ヤクルトは巨人に連勝し、2位に浮上した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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