優勝候補・米国が痛恨の2敗目 9回反撃もベネズエラに及ばず…グループ突破に“暗雲”

米国代表のマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】
米国代表のマイク・ソーシア監督【写真:Getty Images】

2023年米ドラフト全体13位のショーは大会2号も…

「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループAのオープニングラウンドは12日、メキシコのサンタ・テレシータで開催され、優勝候補の米国代表はベネズエラ代表に3-5で敗戦。開幕3戦は1勝2敗となった。

 序盤からベネズエラの勢いが勝った。3回に犠飛で先制を許すも、4回に2023年米ドラフト全体13位でカブスに指名された超有望株、マット・ショー内野手が同点ソロを放った。しかしその裏に勝ち越しを許した。

 6回には再びショーが同点犠飛で試合を振り出しに戻したが、直後に連打とスクイズ、さらに無人の二塁へ捕手が送球する失策も重なって3点を失った。8回には2死二、三塁でショーに打席が回るも、フルカウントから見逃し三振に倒れた。9回は押し出しで1点を返すも、反撃はそれまでだった。

 米国は10日の初戦・プエルトリコに0-1で敗戦するも、11日のオランダ戦は12-2で大勝。この時点でグループAの6か国は全て勝敗が並んでいた。しかし、ベネズエラに敗れて一歩後退。スーパーラウンド進出には各グループの上位2チームに入らなければならず、グループ突破に暗雲が漂っている。

(Full-Count編集部)

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