侍J、鈴木翔天の離脱を発表 「とても残念です」左肘痛でリタイア…入れ替え選手なし

侍ジャパン・鈴木翔天【写真:Getty Images】
侍ジャパン・鈴木翔天【写真:Getty Images】

20日に検査を受け、左浅指屈筋および円回内筋損傷と診断された

 野球日本代表「侍ジャパン」の鈴木翔天投手(楽天)が20日、左肘痛で離脱することが発表された。この日、都内の病院で検査を受け、左浅指屈筋および円回内筋損傷と診断された。チーム関係者によると、入れ替え選手はなし。左腕はこの日の練習前にチーム全体に挨拶。仙台に戻って治療する方針のようだ。

 13日にバンテリンドームで行われたオープニングラウンドの豪州戦で救援登板したが、その後は登板機会がなかった。今後は患部の回復状況を見ながら試合復帰を目指すという。

 左腕は「選出していただいてから、すごく楽しみにしていた大会だったので、こういった形でチームを離れるのは、とても残念です。ですが、これから東京ドームで戦うみんなをしっかり応援したいと思います。必ず大会連覇を果たしてくれると信じています」とコメントを発表した。

 10日の侍ジャパンシリーズ・チェコ戦でも任された1回を無失点で封じており、左の救援投手として期待されていたが、無念の負傷リタイアとなった。

 鈴木翔は2018年ドラフト8位で楽天に入団。今季は49試合に登板して2勝0敗24ホールド1セーブ、防御率1.66を記録し、侍ジャパンに選出されていた。

(Full-Count編集部)

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