侍J、ベネズエラに逆転勝利で決勝進出に“王手” 牧秀悟が決勝満塁弾…国際大会26連勝

勝ち越しの満塁弾を放った侍ジャパン・牧秀悟【写真:中戸川知世】
勝ち越しの満塁弾を放った侍ジャパン・牧秀悟【写真:中戸川知世】

23日に米国がベネズエラに勝利した時点で決勝進出が決まる

 野球日本代表「侍ジャパン」は22日「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドのベネズエラ戦に9-6で逆転勝利した。同点の6回に牧秀悟内野手(DeNA)が勝ち越し満塁弾。決勝進出に王手をかけた。

 侍ジャパンは初回に辰己涼介外野手(楽天)、森下翔太外野手(阪神)の適時打などで3点を先制。しかし、2回に2点を返されると、6回には2番手井上温大投手(巨人)がC・ペレスに2ランを浴びるなど3点を失い逆転を許した。

 2点リードを許し重苦しい雰囲気が漂ったが、直後の6回に坂倉将吾捕手(広島)がソロで1点差に迫ると、さらに2死満塁のチャンスを作り、栗原陵矢内野手(ソフトバンク)が押し出し四球。再び同点に追いつくと、6番の牧が左翼席へ豪快アーチを放った。勝ち越しの満塁弾に本拠地は大熱狂に包まれた。

 侍ジャパンはこれで国際大会26連勝。スーパーラウンドは2戦で計24安打18得点と打線がつながり2連勝となった。23日の米国-ベネズエラ戦で米国が勝利した場合、チャイニーズ・タイペイ戦を待たずして決勝進出が決定する。

(Full-Count編集部)

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