米国、SR全試合5失点以上の“投壊” 8回に痛恨3ランで同点も…直後に勝ち越し弾
4番ウォードが値千金の勝ち越しアーチ
3試合続けて投手陣が誤算となった。「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」スーパーラウンド(SR)の米国-ベネズエラ戦が23日に東京ドームで行われ、米国は7回を終えて5-2とリードしていたものの、8回に2死から3ランを被弾。試合を振り出しに戻された。
侍ジャパン戦は1-9、チャイズーニ・タイペイ戦も2-8で敗れ、SR2連敗と後がない米国。この日は2回に2点、6回にも3点を加えて5-0と大勝ムードが漂っていた。しかし、6、7回に1点ずつ返され、8回には2死から痛恨の同点弾を浴びた。
SR初戦の侍ジャパン戦は先発した44歳のリッチ・ヒル投手が4回1安打の投球、チャイズーニ・タイペイ戦もザック・グローツ投手が2回2/3を無失点と、先発投手はまずまずの結果を残してきたが、毎試合ブルペンが炎上。前日のチャイズーニ・タイペイ戦では、7回から登板した元DeNAのスペンサー・パットン投手が1死も取れず5失点と炎上していた。この日も先発のトゥキ・トゥーサン投手が4回無失点の投球だった。
8回にまさかの同点となったが、9回にはライアン・ウォード外野手がバックスクリーンへ勝ち越し弾を放った。米国は勝利すればSR初勝利。また、この時点で日本の決勝進出が決定する。
(Full-Count編集部)