球界に衝撃、日米197勝右腕が退団表明 2軍で打率4割超の25歳は西武へ…24日の去就
田中将大は2021年に楽天復帰で今季は0勝…阪神は楠本、西武は仲田を獲得した
24日のプロ野球は大きな動きがあった。楽天は田中将大投手と協議の結果、30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないと発表した。田中将も自身のYoutubeチャンネルで「楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました」などと説明した。
駒大苫小牧高から2006年高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。2013年は24勝無敗、防御率1.27で球団初のリーグ優勝、日本一に貢献した。2014年にヤンキースに移籍し、2021年に楽天に復帰した。
昨季は7勝11敗、防御率4.91に終わり、2年連続で野球協約の減額制限を超える2億1500万円減の年俸2億6000万円プラス出来高払いの単年契約を結んだ。今季は1登板で1敗、防御率7.20に終わっていた。日米通算200勝まで3勝に迫っている。今後は未定で「来季どこでプレーするかというのはまだ何も分からない状態です」とも語った。
阪神はDeNAを自由契約になった楠本泰史外野手の獲得について合意したと発表した。背番号は55。花咲徳栄高から東北福祉大を経て2017年ドラフト8位でDeNA入団。左打ちの29歳は通算405試合で打率.224、169安打、12本塁打をマークしている。
西武は、ソフトバンクを戦力外になった仲田慶介内野手と育成選手契約を23日に締結したと発表した。背番号は140。福岡大大濠高から福岡大を経て、2021年育成ドラフト14位で入団。今季開幕前に支配下登録された。1軍では24試合で打率.214、2軍では24試合で打率.403、1本塁打、11打点を記録していた。25歳はソフトバンクから打診された育成再契約を保留。他球団からのオファーを待っていた。
(Full-Count編集部)