完敗の侍J・井端監督「私の責任」 連覇ならず沈痛…国際大会の連勝27で止まる
完敗の侍J・井端監督「私の責任」 連覇ならず沈痛…国際大会の連勝27で止まる
野球日本代表「侍ジャパン」は24日、東京ドームで行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝でチャイニーズ・タイペイ代表に0-4で敗れ、準優勝で大会を終えた。試合後、井端弘和監督は「選手は非常によくやってくれましたし、大会通じて技術も上がったと思いますし、精神的にも肉体的にも強くなった。負けたのは私の責任だと思っています」と唇を噛んだ。
先発した戸郷翔征投手(巨人)は4回まで3安打無失点に抑え込んだが、5回に先頭のリン・ジャーチェンに右中間に先制ソロを許した。さらに1死から安打と四球で一、二塁のピンチを招くと、チェン・ジェシェンに右翼席へ3ランを被弾した。
打線はチャイニーズ・タイペイはエース左腕、リン・ユーミン投手の前に4回1安打に抑え込まれ、その後もあと1本が出なかった。国際大会の連勝は27でストップした。
試合後、井端監督は「出てくるピッチャー、力ありましたしね。どのピッチャーも素晴らしかったので、なかなか打つことができなかったですけど、打線も力強く素晴らしいチームだった」と相手を称賛。「最後のところで勝たせられなかったのは私の責任だと思いますので、これだけ過酷なスケジュールで選手がよくやってくれた。選手に感謝したいと思います」と下を向いた。
今後については「自身を付けた選手がいると思うので、さらに成長してくれると嬉しいなと思います」と話した。
(Full-Count編集部)