CY賞左腕“獲得”もド軍が緩めない手綱 大谷、山本に次ぐ先発補強を「何度か匂わせていた」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

ドジャースが先発投手の補強を続ける“理由”

 ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手がドジャースと5年1億8200万ドル(約277億円)で契約に合意したと26日(日本時間27日)、米複数メディアが報じた。契約金は5200万ドル(約79億6100万円)。MLBネットワークのジョン・モロシ記者によるとオプトアウト(契約破棄)権はないと言及されている。

 先発投手の“補強”に成功したドジャースだが、まだ手綱を緩めない。ドジャース専門サイト「ドジャーブルー」は「スネルと契約した後も、ドジャースは依然(獲得の)関心あり」と報じている。同メディアでは「もともとドジャースは怪我から復帰する投手が複数いて、少し疑問が残るローテーションに複数の先発投手を加える意思があること何度か匂わせていた」と報じている。

 さらに「ドジャースは、2024年のトレード期限にホワイトソックスとギャレット・クロシェットのトレードについて話し合った複数のチームのうちの1つだった」とも言及。結果的にジャック・フラハティ投手を獲得し「トレード期限に移籍した先発投手の中で一番よかったのはフラハティで、ドジャースのワールドシリーズ進出、そして優勝を助けた主要メンバーの一人だった」と説明している。

 同メディアでは「ドジャースがフラハティ再契約に向けてかなり関心を持っていることを示唆する要素はなく、彼(フラハティ)はヤンキースかパドレスに落ち着くかもしれない。ビューラーとヤンキースも、お互いに関心を持っているようだ」とFAになっている2投手についての見解を示している。

 そして「ホワイトソックスは25歳であるクロシェットの見返りに複数の若手野手を狙っていると言われている。クロシェットは(2026年の)年俸調停はあるが2026年シーズンいっぱい支配下における」と言及。ドジャースが先発投手の獲得を進める理由は多くなっている。

(Full-Count編集部)

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