元Gマイコラスが6回2失点で11勝目 序盤の大量援護に「安心して投げられた」
男女双子が誕生して初マウンドで記念の勝利
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が28日(日本時間29日)、本拠地でのカブス戦に先発し、今季11勝目(3敗)を挙げた。地区首位を相手に6回で1被弾を含む6安打1四球2奪三振2失点(自責2)の好投で、チームを6-2の勝利に導いた。
初回には四球、3回にはヒットで走者を許したが無失点と抑えた。だが、6点リードで迎えた4回、1死からヘイワードに左前打を許すと、続くバエスに右翼へ21号2ランを運ばれた。さらに2死からもシュワーバー、ハップに連打されたが、最後はラステラを中飛に仕留め、さらなる失点を防いだ。5回と6回を無失点で抑えて降板。7回から中継ぎに託した。
地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」によれば、マイコラスは試合後「今日はいろいろな球種を混ぜて投げることができた」と好投の要因を明かしたという。また、初回にオズナの11号満塁弾などで6点の援護を受け、「安心して投げられた。守備を信頼して、打たせて取る投球ができた」と感謝した。
後半戦2度目のマウンドで白星を飾ったマイコラス。日米を通じて初選出となったオールスターを欠席し、双子の男児と女児の誕生を見届けた。巨人時代に誕生した長女とあわせ3児の父となった右腕が、貫禄の11勝目を飾った。
(Full-Count編集部)