巨人・村田が「死んだふり作戦」!? 歴代5位の死球の次の打席で豪快3ラン
中日ネイラーから左中間へ、通算318本塁打で中日・和田に並び歴代37位タイ
巨人・村田修一内野手が28日の中日戦(東京ドーム)で「死んだふり作戦」(?)が成功した。
3点を先制した直後の4回1死一、二塁。右腕・ネイラーの初球、真ん中に入る135キロのシュートをジャストミート。8月5日のヤクルト戦(神宮)以来の9号3ランが左中間席へ飛び込んだ。
3回先頭ではネイラーの139キロ直球が左肩肩甲骨付近に直撃。打席付近で苦悶の表情でうずくまり、一度はベンチへ下がり治療を受けていた。1分後にグラウンドへ再登場。2度は当てられないと読んだのか、4回はネイラーのシュートに思い切り踏み込んでフルスイング。気合の一発につなげた。
現役選手では2位の通算139死球を受けている村田。歴代でも昨季限りで現役引退した元日本ハム・稲葉篤紀氏を抜き去り5位となった(1位は清原和博氏の196死球)。
ホームランは通算318本目で、中日・和田に並び歴代37位タイ。同36位のチームメート、高橋由の321本まで3本差とした。男の気合のフルスイングが、チームへ流れを呼んだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count