ド軍の“独創性”を「称賛するよ」 FA35歳が羨む契約形態「違法でもズルでもない」
ブレーブスからFAのメリフィールドがド軍の後払い契約を称賛
ドジャースは今オフ、ブレイク・スネル投手との契約やトミー・エドマン外野手の契約延長で後払いを適用。他にも大谷翔平投手ら多くの選手の契約が後払いになっているが、今オフにブレーブスからFAとなったウィット・メリフィールド内野手が、他球団も見習うよう勧めている。
35歳のメリフィールドはメジャー通算1147試合に出場し、通算1249安打。盗塁王に3度輝いている。今季途中にフィリーズからブレーブスに移籍し、オフにFAとなった。先日、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、ドジャースが適用している後払い契約について言及。「違法でもズルでもない。独創的なんだ。正直、彼らを称賛するよ」と述べた。
さらに「ドジャースが、スーパーチームを作り上げていることを人々が悔しいと思っているのは、僕にも分かる。繰り返しになるけど、彼らは何かをコソコソやっているのでも、違法にやっているのでも、ズルをしているのでもない。彼らは独創的になっただけ。他のチームも『あれは良い考えかもしれない』のようになることを勧めるよ」と続けた。
ドジャースは今オフ、FAとなったスネルと5年総額1億8200万ドル(約273億円)、エドマンとは5年7400万ドル(約111億円)で契約合意に達したが、スネルは6200万ドル(約93億円)、エドマンは2500万ドル(約38億円)が後払いとされている。他にも大谷が6億8000万ドル(1020億円)、ムーキー・ベッツ内野手は1億1500万ドル(約173億円)、フレディ・フリーマン内野手は5700万ドル(約86億円)、ウィル・スミス捕手が5000万ドル(約75億円)、今オフFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手は850万ドル(約13億円)が後払いになっている。
(Full-Count編集部)