巨人の20歳は「育成ではもったいない」 異国で躍動の1.13…195cmの「ネクストブレーク」
巨人の育成、鴨打が台湾WLで活躍している
台湾で行われている「2024アジア・ウインター・ベースボール・リーグ(WL)」で、巨人の育成・鴨打(かもうち)瑛二投手が好調をキープしている。8日の試合に先発し、6回2安打1失点で勝利投手となるなど、ここまで3試合の登板で2勝をマークしている。
NPBホワイトの一員として8日に先発した20歳は身長195センチ、体重90キロの体格を生かし、長い腕を鞭のようにしならせて投げ下ろす投球で、6回を投げて2安打1失点の7奪三振。勝利に貢献した。ここまで3試合で2勝負けなし、防御率1.13の成績を残している。
長崎・創成館高出身で2021年に育成ドラフト5位で巨人に入団。2軍戦はここまでの3年間で1試合の登板のみだが、昨年のこの時期も台湾WLに派遣されるなど期待の高さがうかがえる。昨年は7試合に救援登板し、防御率8.00だっただけに成長した姿をみせている。
巨人の長身左腕といえば190センチ、98キロの24歳、横川凱投手がいる。横川は今季12試合に登板し、防御率0.94と中継ぎとして活躍した。台湾で奮闘する鴨打に横川の姿を重ねるファンも多く、DAZNが公式X(旧ツイッター)に「見事な制球力」などと鴨打が見逃し三振を奪うシーンを投稿すると「横川そっくり」「本当に楽しみ」「育成ではもったいない」「期待できる」「待望の大型左腕」「マジすげー」「井上に続け」「ネクストブレーク」といった声が寄せられてた。