イチロー氏は「気がつけば一塁に」 ボンズともラミレスとも違う…突出した“能力”

マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

米番組に出演したアーズマ氏「気がつけば一塁にいるのさ」

 メジャー通算3089安打を誇り、2025年の米国野球殿堂入り候補者に挙がっているイチロー氏。元同僚のデビッド・アーズマ氏が、MLBネットワークのラジオ番組「シリウスXM」に出演し、“適応力”を称えた。

 イチロー氏は相手チームに研究を重ねられても、安打を打ち続けてきた。アーズマ氏は「誰よりも準備、練習量、頭脳(が凄かった)。私が一緒にプレーした誰よりも、打席内でアップデートするのが速かった。対戦したとき、狙っている球やコースがわかる打者はいたけど、彼の場合は(例えわかったとしても)打席内で修正できるんだ」と1球ごとの修正能力に脱帽する。

 さらに「バリー・ボンズの場合は修正せず、力ずくで自分の間合いにもっていっていた。マニー(ラミレス)も、ずっと打席内で狙っている球を待ち続けるんだ。本塁打を打つまで、その球がどんな球かわからないんだけどね。イチの場合は、ひたすら対応し続けるんだ。そして、気がつけば一塁にいるのさ」とも。大打者たちとは違った“力”で、相手の対策を上回ってきた。

(Full-Count編集部)

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