剛腕ビューラー、ド軍再契約の可能性「5/10」 32億円オファー出さずも“切実な事情”
年俸32億円のQO提示せずも「先発ローテの選択肢は多すぎて困ることはない」
ドジャースからFAとなったウォーカー・ビューラー投手が再契約を結ぶ可能性はあるのか。MLB公式サイトは6年以上、同じチームに在籍したFA投手の去就に注目。ワールドシリーズで胴上げ投手が残留する可能性について、「5/10」と予想している。
ビューラーは2015年ドラフト1巡目(全体24位)でドジャース入りし、2021年には16勝、防御率2.47をマーク。2度目の右肘トミー・ジョン手術明けとなった今季は1勝6敗、防御率5.38と苦戦したものの、ポストシーズンで結果を出した。「2024年のビューラーの復帰は予想よりかなり苦しかったが、ポストシーズンでの出来は土壇場で評価アップにつながった」と評価した。
だが、ドジャースは年俸2105万ドル(約32億3000万円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示せず。2度のサイ・ヤング賞に輝いた左腕ブレイク・スネルと5年契約を結び、ロッテからメジャー移籍を目指す佐々木朗希に触手を伸ばしている
MLB公式サイトは「先発投手のFA市場は活況を呈しているので、ビューラーは他で最善の契約を見つけることになるかもしれない。だが、ドジャースは先発ローテーションの選択肢が多すぎて困ることはないことをよく分かっている」と指摘。今季は先発投手の故障離脱が相次いだため、ビューラーと再契約を結ぶ可能性もゼロではなさそうだ。
(Full-Count編集部)