日ハム有原、ホークスの一発攻勢に沈み8勝目はお預け 「大事な試合で…」
柳田と松田に被弾、「簡単に点を取られる、もったいない1球」
日本ハムの有原航平投手が29日、鷹の一発攻勢に沈み、今季8勝目はお預けとなった。
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発。初回1死一塁で柳田に内角カットボールを右越え27号2ランとされると、4回1死二塁では松田に高めフォークを左越え28号2ランとされた。
直球は最速150キロと走った。2、3、5回と3者凡退に抑え毎回の6三振を奪ったが、変化球を確実に捉えられた。5回86球、4安打4失点。7月29日のオリックス戦(ほっともっと神戸)から自身3連勝中の右腕は、今季8勝目をつかめずに降板となった。
有原は「(松田に)失投を捉えられてホームランにされたことが良くなかったです。簡単に点を取られる、もったいない1球でした。柳田さんへは狙って投げたカットボールをうまく打たれてしまいました。大事な試合で投げさせてもらったにもかかわらず、点を取られてしまい申し訳なく思います」と振り返った。
ソフトバンク戦は3試合先発で0勝2敗、防御率6.88。8回に味方打線が同点に追いつき、黒星は消えたが、今後へ不安を残す投球となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count