ロッテ・ボルシンガー、拙守&不運の連続で連勝止まる「タフなゲームだった」
11連勝でストップ、井口監督も同情「切り替えはなかなか難しい」
■西武 9‐3 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
ロッテは29日の西武戦(ZOZOマリン)に3-9で敗れ、首位から8.5ゲーム差となった。
0-0の3回2死満塁で、外崎の打ちとったフライを2点タイムリーにして11連勝中だった先発ボルシンガーは一気に崩れた。二塁・中村が早くから手をあげながら、途中で捕球をやめ、慌てて前進した平沢の前にポトリ。井口監督は「あそこが全てでした。ああいうプレーが出たら、切り替えがなかなか難しい。ああいうところがなかったら、しっかり立て直していたと思う」と話した。
3回1死一塁での浅村の中前ポテンヒットも不運な当たりで、満塁のピンチを招くきっかけに。4回の2失点も先頭・斉藤彰の一ゴロを井上が弾いた失策が引き金だった。
来日最短の4回6失点降板。試合後のボルシンガーは「自分にとってタフなゲームだった。マウンドから降りて10分ぐらいは苛立ったが、残り(先発は)9回から10回はある。しっかり切り替えて、次の1勝へ準備したい」と前を向いた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)