鷹・大津亮介、83%増の5500万円更改 新妻に感謝「1人では戦い抜けなかった」
開幕からローテーションに加わり7勝7敗
ソフトバンクの大津亮介投手が19日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万円増の年俸5500万円でサインした。アップ率は83%。「個人的には悔しいシーズンでもあったので、後半戦しっかりと活躍できるように。1年間を通してやり抜きたいです」と振り返った。(金額は推定)
2年目の今季は開幕からローテーションに入り、19試合に登板。7勝7敗、防御率2.87という成績でリーグ優勝に貢献した。それでも、日本一には届かず、「去年、CSを経験して、今年日本シリーズを経験した。悔しい思いしかしていないので。来年に全てぶつけたいと思っています」と語った。
九産大九州高、帝京大、日本製鉄鹿島を経て2022年ドラフト2位で入団した。昨シーズンは中継ぎとして46試合に登板。今季から指揮を執る小久保裕紀監督に先発転向を告げられ、入団時から目指してきたポジションで戦うことになった。
今季は2軍で再調整する期間もあった。シーズンを戦い抜くための体力が必要なことも思い知った。1月はオリックス・山岡泰輔投手らと合同自主トレを行う。「1年間、今年初めて先発としてやった。課題というのは自分の中で見つかっているので。それに対して山岡さんからアドバイスをもらえるように自主トレの期間にしたいです」と前を向いた。
昨オフの契約更改では結婚を発表。「1人では戦い抜けなかった。かげながら、食事からサポートしてもらった。本当に感謝しています。今日のスーツは1度も着たことなかったんですけど(妻から)『こっちを着ているのが見たい』と言われたので、こっちにしました」と明かした。来季は目標である2桁勝利が期待される。
(Full-Count編集部)