ブレーブスのニューカム、9回2死2ストライクまでノーノーも1歩届かず
本拠地ドジャース戦で快投、9回2死まで1四球の準完全
ブレーブスの25歳左腕ショーン・ニューカム投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのドジャース戦で9回2死までノーヒットノーランを続ける快投で、今季10勝目を挙げた。あと1ストライクで偉業達成まで迫ったが、ドジャースのテイラーに三遊間を破る左前打を許し、134球(81ストライク)の熱投でマウンドを下りた。チームは4-1で勝利し、4連敗で止めた。
昨季リーグ優勝のドジャースを相手に圧巻のピッチングだった。初回を3者凡退に抑えると、6回先頭のプイグに四球を与えるまで打者15人を連続凡退の完全ペース。だが、プイグを歩かせた後も打者3人で終え、ついに9回を迎えた。
9回は先頭フォーサイスを左飛、ベリンジャーにはファウルで粘られた末にフルカウントから9球目で右飛とする。続くテイラーを2ボール2ストライクと追い込んだが、6球目94マイル(約151キロ)速球を左前に運ばれ、快挙達成を阻まれた。
ニューカムは2死一塁で134球を投げてマウンドを下りたが、2番手ウィンクラーが最初の打者マチャドに左前にタイムリーを運ばれ、ニューカムに失点がついた。
25歳左腕は8回2/3を投げて1安打1四球1失点(自責1)の快投。あと1ストライクの壁は高かった。
(Full-Count編集部)